日本ルーテル教団 札幌ルーテル山の手教会

宗教改革記念合同礼拝

Thomas Moly 2013 10 31

山の手教会のＡ姉妹に誘われて福音ルーテル札幌教会　札幌北礼拝堂で行われた宗教改革記念合同礼拝に出かけた。礼拝が始まる夕７時前に寄った近くの北大構内の銀杏並木は秋たけなわ、黄金の並木は紅葉狩りの人であふれていた。

聖歌隊の奉仕による教会讃美歌３２２番(主なるイェスはわが喜び)、３２４番(ただ神を望みて)のドイツコラールが堂内に響き渡り厳粛な中にも歌う礼拝の楽しさを味わった。

当日の説教題は「たかが命」、聖書はルカによる福音書１６章１節～１３節、難解で知られる「不正な管理人のたとえ」である。

説教末尾の 「・・・私自身、『たかが命』と思ったことがありません。命は大事である、と思っています。ルターも恐らくそう思っていた、と思います。しかしその大事な命よりも大事なものがある、そのためならば自分の命を捨ててもいい、と思えるぐらいの素晴らしいものがある、ルター自身はそう感じたのだと思います。・・・」 は宗教改革記念日の奨励にいかにもふさわしいと思ったことだ。